診療案内

スギ花粉症の舌下免疫療法について

スギ花粉症

免疫療法とはアレルギーの原因となる物質を少量から投与することで体にアレルギーの原因物質を慣らしてアレルギー症状を和らげる治療法です。

免疫療法にはこれまで皮下に注射で投与する皮下免疫療法がありましたが、注射による痛みがありました。舌下免疫療法とは治療薬を舌の下に滴下し、2分間そのまま治療薬を保持しアレルギー症状を治療する免疫療法です。毎日行う必要があり、定期的も通院は必要ですが自宅でおこなえます。免疫療法をされたすべての方に効果があるわけではありませんが、約70%の方に効果があるといわれています。

スギ花粉でお困りの方は、一度ご相談いただければと思いますが、治療前に注意していただくこともありますので、以下にもう少し詳しく舌下免疫療法について説明をいたします。

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スギ花粉症の舌下免疫療法 Q&A

免疫療法は誰でもできるものですか?
すべての方にできるわけではありません。まず本当にスギ花粉症であるという診断を採血でおこないます。検査などで治療が適応と判断されても、下記の方は適応外になります。

・妊娠されている方。及び近いうちに妊娠希望の方。
・重い心臓病、重症の喘息の方。
・がん治療をしている方。
・免疫不全などの疾患がある方。また治療で免疫抑制剤を服用されている方。
何歳から可能ですか?
対象は12歳以上です。
治療期間はどれくらいですか?
すぐ効果が現れるわけではありません。2、3年の治療期間が必要です。
いつからはじめるのですか?
スギ花粉飛散期には治療を開始できません。また花粉飛散直前に開始することは、安全面からも問題があります。治療は飛散終了後から11月にかけて開始することが望ましいです。
通院は必要ですか?
この治療薬は新しいお薬ですので、発売後1年間は2週間分の処方しかできません。当初は2週間に1回受診していただくことになります。その後も月1回の通院が必要です。
副作用はありますか?
他のお薬と同様に副作用はあります。決してすべての方に認められるわけではありませんが、スギアレルギーの方にアレルギーの原因であるスギのエキスを投与するわけですので、アレルギー反応が起こる可能性があります。
これまでの実績で重篤な副作用は稀ですが、治療前には十分説明させていただき、ご理解していただいた上での開始になります。

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